公益財団法人がん研究会 がん研究所 細胞老化研究部

 部長

  🔗researchmap

  🔗研究室HP


幹細胞、細胞死、細胞老化の視点からの生体内微小環境ネットワーク解析

 近年、発がんの超初期において細胞老化や細胞競合などのがん細胞排除機構が働き、生体がもつ重要ながん抑制機構として働くことが明らかとなっている。一方で、加齢と伴に体内に蓄積した老化細胞は、Senescence-associated secretory phenotype(SASP)という分泌現象を介して、炎症性蛋白質や細胞外小胞を周囲の細胞に供給することでがんの発症・転移・浸潤を促す進展因子として機能することが明らかになりつつあり、加齢はがんの重要なリスクファクターでもあることから、その詳細な分子機構の解明が必要とされている。そこで、本研究においては難治性がんの発生と進行に関わる細胞老化やSASPを制御する分子メカニズムを解明を目指す。さらに、細胞老化や老化細胞分泌因子(SASP因子)を標的とした新たな難治がんの診断・治療コンセプトを創出する。